玄関の顔になる!シンボルツリーを選ぶ際の3つのポイント
「家の雰囲気をグッと良くしたいけど、どうすればいいだろう?」
「玄関前がなんだか寂しいな…」
そんな時、玄関先に一本の木を植えるだけで、家の印象は大きく変わります。この「シンボルツリー」は、家全体の顔となり、住む人の個性や想いを表現してくれる大切な存在です。
しかし、いざ選ぼうと思っても、種類が多すぎて何を選べばいいか迷ってしまいますよね。今回は、玄関前に置くシンボルツリーを選ぶ際に、後悔しないための3つのポイントを解説します。
1. 玄関の雰囲気と相性を考える
シンボルツリーは、家のテイストと調和していることが大切です。家の外観や玄関ドアの色に合わせて選びましょう。
和風の家: 黒竹、モミジ、アオダモなど、繊細な印象の樹木がよく合います。
洋風の家: オリーブ、ユーカリ、シマトネリコ、常緑ヤマボミジなど、葉の形や色が個性的なものが人気です。
モダンな家: ソヨゴ、アオハダなど、葉の形がシンプルで、樹形がすっきりとしたものがおすすめです。
ポイント:
「常緑樹」か「落葉樹」かも重要なポイントです。常緑樹は一年中緑を楽しめますが、落葉樹は季節の移り変わりを感じさせてくれます。どちらを好むかで選ぶ樹木も変わってきます。
2. 手入れの手間と成長速度を考慮する
見た目だけでなく、日々の手入れも大切です。忙しい場合は、手のかからない樹木を選びましょう。
剪定の必要性: 成長が早い木は、定期的な剪定(せんてい)が必要です。特に、玄関前は通行の邪魔にならないよう、こまめな手入れが必要になる場合があります。
落葉や病害虫: 落葉樹は、秋になると葉が落ち、掃除が必要になります。また、病害虫がつきやすい樹木は、薬剤散布などの手入れが必要になる場合があります。
おすすめ:
成長が遅い木: ソヨゴ、シマトネリコ、アオハダなど。
病害虫に強い木: オリーブ、アオダモなど。
3. 日当たりと環境に合わせる
シンボルツリーが元気に育つためには、玄関前の環境に合った樹木を選ぶことが大切です。
日当たり: 玄関前が一日中日が当たる場所なのか、それとも日陰になりやすい場所なのかを確認しましょう。
日当たりが良い場所: オリーブ、シマトネリコ、ユズリハなど、日差しを好む木がおすすめです。
日陰になりやすい場所: アオキ、シャリンバイ、ツバキなど、日陰に強い木を選びましょう。
スペース: 植えるスペースがどのくらいあるかも重要です。横に大きく広がる木や、根が広がる木は、スペースが限られている場所には向きません。
ポイント:
植える場所に合う樹木を選ばないと、木がうまく育たなかったり、枯れてしまったりする原因になります。
最後に
シンボルツリーは、家と共に成長し、家族の歴史を見守ってくれる存在です。
今回ご紹介した3つのポイントを参考に、あなたの家にぴったりの一本を見つけてくださいね。