暗い夜道も安心!夜間でも安全なアプローチの設計ポイント


こんにちは!今回は、お家の顔であり、毎日の通り道である「アプローチ」について、夜間でも安全で、かつおしゃれに見せるための設計ポイントをご紹介します。

「夜になると足元が暗くて少し怖い...」「防犯性も気になる...」と感じる方も多いのではないでしょうか。適切な照明や素材を選ぶことで、夜間でも安心して歩ける、素敵なアプローチをデザインできます。


1. 「明るさ」を確保する照明の配置

夜間のアプローチで最も重要なのが「照明」です。ただ明るくするだけでなく、どこを、どのように照らすか計画することが大切です。

  • 足元を照らす「フットライト」:

    アプローチの両脇や階段に、足元だけを照らすフットライトを設置しましょう。これにより、段差やつまずきやすい場所がはっきりと見え、転倒リスクを減らせます。低く配置することで、まぶしさも防げます。

  • シンボルツリーを照らす「アップライト」:

    アプローチにあるシンボルツリーや植栽を、下から上へ照らすアップライトで演出しましょう。これにより、奥行きが生まれ、おしゃれな雰囲気を演出しながら、死角をなくす効果も期待できます。

  • 人感センサー付き照明で防犯性を高める:

    玄関や門扉に、人が近づくと自動で点灯する人感センサー付き照明を設置しましょう。不審者が近づいたことを光で知らせてくれるので、防犯性が格段に向上します。


2. 「滑りにくい」素材選び

夜間だけでなく、雨の日も安心して歩けるように、アプローチの素材選びも重要です。

  • 滑りにくい素材を選ぶ:

    タイルや石材を選ぶ際は、表面がザラザラしていて、滑りにくい加工がされているものを選びましょう。水に濡れると特に滑りやすくなるので注意が必要です。

  • 自然な素材を取り入れる:

    レンガや石畳、コンクリートの洗い出し仕上げなどは、滑りにくく、温かみのある雰囲気を演出してくれます。


3. 「見通し」を良くするデザイン

夜間に隠れる場所を作らないことも、防犯上とても大切です。

  • 高い塀や植栽は避ける:

    アプローチの両側に高い塀や植栽があると、不審者が隠れる場所を与えてしまいます。見通しの良いフェンスや低い植栽にすることで、開放的で安全な空間を保ちましょう。

  • 影を作らない配置:

    照明の配置によっては、大きな影ができてしまうことがあります。影が死角とならないように、複数の照明をバランス良く配置し、全体が均一に明るくなるように工夫しましょう。

まとめ:安全と美しさを両立させるアプローチ

夜間のアプローチは、安全性が最優先です。しかし、安全性とデザイン性は決して両立できないものではありません。

今回ご紹介したポイントを参考に、光と素材の力を借りて、毎日の帰り道が楽しみになるような、安全で美しいアプローチをデザインしてみてくださいね。

このブログの人気の投稿

人工芝と天然芝のメリット・デメリット|庭や外構に最適な選び方

ウッドデッキの種類と耐久性を徹底比較|庭に最適な素材選び

タイルと石材の違いと選び方のポイント|外構・内装で失敗しないために