庭や玄関が見違える!プランター・花壇でアクセントを作る簡単テクニック
「庭やベランダをもう少しおしゃれにしたいけど、どうすればいい?」
「花壇を作ったけど、なんだか物足りない…」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
庭や玄関の雰囲気をガラリと変えるには、プランターや花壇を上手に活用するのが一番の近道です。これらは、庭全体のデザインを左右する重要な「アクセント」。ちょっとしたコツを押さえるだけで、あなたの空間がぐっと魅力的になります。
今回は、初心者でもすぐに実践できる、プランターや花壇でアクセントを作るための具体的なテクニックをたっぷりご紹介します。
【基本の考え方】「高低差」と「色」を意識する
アクセントのある空間を作るには、この2つの要素を意識することが大切です。
高低差(立体感)
平坦な空間は単調に見えがちです。背の高い植物と低い植物を組み合わせることで、立体感が生まれ、空間に奥行きが出ます。
色(コントラスト)
植物の色だけでなく、プランターや花壇の素材の色も重要です。周囲の景色や建物の色と対比させることで、植物がより際立ちます。
この2つを意識しながら、具体的なテクニックを見ていきましょう。
【実践テクニック1】プランターで魅せる!移動できるアクセント
プランターの最大の魅力は、自由に動かせること。季節や気分に合わせて配置を変えるだけで、いつでも新鮮な空間を演出できます。
「寄せ植え」で物語を作る
複数の植物を一つのプランターに植える「寄せ植え」は、アクセント作りの王道です。
高さを出す植物(フォーカルポイント):中心に背の高い植物を植え、主役にします。
中間の高さの植物(フィラー):隙間を埋めるように、中くらいの高さの植物を配置します。
垂れ下がる植物(トレーラー):プランターの縁から垂れ下がる植物を植え、動きを出します。
この3つを組み合わせることで、単調な印象がなくなり、物語性のある美しい寄せ植えが完成します。
プランターを「重ねて」高低差を出す
サイズの違うプランターを複数用意し、高さをずらして並べてみましょう。段差をつけることで、立体感のあるダイナミックな空間が生まれます。レンガやウッドブロックを下に敷いて高さを出すのも効果的です。
プランターの「色や素材」で遊ぶ
植物の色を引き立てるには、プランター選びも重要です。
シンプルなテラコッタ:どんな植物にも合い、ナチュラルな雰囲気を演出します。
アイアンやコンクリート:モダンで洗練された印象になります。
カラフルなプランター:シンプルな植物でも、ポップで楽しい空間になります。
【実践テクニック2】花壇で魅せる!永続的なアクセント
花壇は、庭の景観を永続的に彩るアクセントとなります。
「花壇の縁(エッジ)」でメリハリをつける
花壇と通路の境界をはっきりさせることで、庭全体が引き締まった印象になります。
レンガやブロック:クラシックで温かみのある雰囲気に。
枕木や自然石:ナチュラルで素朴な雰囲気を演出します。
アイアンフェンス:エレガントで美しい印象になります。
「カラーリーフ」で年間を通して楽しむ
花が咲いていない時期でも、葉の色を楽しむことができるカラーリーフ(例えば、ヒューケラやコリウスなど)を取り入れましょう。これらは、花壇の背景やアクセントになり、年間を通して庭を彩ってくれます。
「シンボルツリー」と花壇を組み合わせる
花壇の中心にシンボルツリーを植え、その周りに草花を植えることで、庭全体に統一感が生まれます。シンボルツリーが庭の顔となり、花壇はその主役を引き立てる舞台になります。
まとめ:あなただけの「アクセント」を見つける
プランターや花壇は、小さな空間でも大きな効果を発揮します。
まずは、お気に入りの植物を1つ選んで、それを引き立てるプランターや周りの植物を探してみましょう。
「高低差」
「色」
この2つを意識しながら、あなただけの特別な空間を作り出してみてください。
たった一つの工夫が、毎日を楽しく、豊かにしてくれるはずです。