侵入者を防ぐ!防犯に役立つ植栽の選び方と使い方


こんにちは!今回は、お庭や玄関周りをおしゃれに彩る「植栽」について、ただの装飾ではない、侵入者を防ぐための賢い使い方をご紹介します。

「植物でおしゃれにしたいけど、逆に隠れる場所ができちゃうかな...」と心配していませんか?実は、植物の種類や配置を工夫するだけで、お家を美しく見せながら、自然な形で防犯効果を高めることができるんです。


1. 侵入者を物理的に阻止する「とげとげの植栽」

犯罪者は、侵入時にケガをすることを嫌います。とげや鋭い葉を持つ植物を窓の下や塀の近くに植えることで、侵入しようとするのをためらわせる効果が期待できます。

  • ピラカンサス: 鋭いとげを持つ常緑低木。鮮やかな赤い実をつけ、見た目も華やかです。

  • ヒイラギ: 葉の縁がギザギザしているのが特徴。古くから「魔除け」としても知られています。

  • カラタチ: 硬いとげがたくさんある落葉低木。生垣にすると、侵入しにくいバリアになります。

💡ポイント: これらの植物は、窓の近くや塀の上に這わせるように配置すると、より効果的です。特に、庭の裏側など、人目につきにくい場所に植えるのがおすすめです。


2. 「音」で不審者を知らせる植栽

侵入者は音を出すことを嫌います。葉がこすれると音がする植栽を配置することで、不審者の存在に気づきやすくなります。

  • ナンテン: 葉が風で揺れると、特徴的な音がします。玄関先や窓の近くに植えることで、不審者が近づいたことを知らせてくれます。

  • カツラ: ハート形の葉がかわいらしく、風に揺れると葉擦れの音が心地よい樹木です。

💡ポイント: これらの植物を、窓や寝室の近くに植えることで、夜間の不審な物音に気づきやすくなります。


3. 「見通しの良さ」を確保する植栽の配置

高すぎる植栽や、密集した植栽は、かえって死角を作り、不審者が身を隠す場所を与えてしまいます。見通しを良くすることが、最も基本的な防犯対策です。

  • 低木やグラウンドカバー:

    玄関周りや窓の下には、背の低い植物を選びましょう。これにより、外から見えにくい場所がなくなり、家の周りを歩く不審者を目立たせることができます。

  • 剪定をこまめに行う:

    植栽が伸び放題にならないように、定期的に剪定しましょう。特に、道路に面した場所や、玄関周りの植物は、常にすっきりとした状態を保つことが大切です。

まとめ:美しさと安全を両立させるガーデニング

防犯に役立つ植栽を取り入れることは、家を守るだけでなく、ガーデニングの楽しさを再発見するきっかけにもなります。

今回ご紹介した植物を参考に、あなたのライフスタイルに合わせた植栽計画を立ててみてください。美しさと安全を両立させた、安心できるお庭づくりを楽しみましょう。

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