【スッキリ片付く!】玄関の使いやすさが劇的にアップする収納スペース設計のコツ
はじめに:「ただいま!」の瞬間から、家が散らかる…
「玄関に家族の靴が散乱している…」
「来客時に、コートやカバンを置く場所がない…」
そんなお悩みはありませんか?
家の第一印象を決める玄関(エントランス)は、家族やゲストを迎え入れる大切な場所。でも、靴やコート、趣味の道具など、モノが多くなりがちで、いつの間にか散らかってしまうという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんな悩みを解決する、玄関周りの収納スペースを最大限に活用する設計のコツを、具体的なアイデアを交えてご紹介します。
1. 玄関の収納は「何を置くか」で決まる
玄関の収納を計画する前に、まずは「何を置きたいか」を具体的に考えてみましょう。
家族全員の靴:普段履く靴から、季節もの、フォーマルな靴まで。
コートや上着:帰宅後すぐに掛けられる場所があると便利です。
趣味の道具:アウトドアグッズ、ベビーカー、子どもの外遊びグッズなど。
防災グッズ:いざという時のために、すぐに持ち出せる場所に置きたいもの。
このように、家族のライフスタイルに合わせて必要なモノを書き出すことで、最適な収納スペースが見えてきます。
2. 使いやすさを高める!「シューズクローク」の魔法
最近の家づくりで人気なのが、シューズクロークです。玄関からつながる収納スペースで、靴だけでなく、様々なものをまとめて収納できます。
ウォークインタイプ:
人が中に入れる広さがあり、靴やコートをたっぷり収納できます。特に、ベビーカーやゴルフバッグなど、かさばるものを置くのに最適です。
ウォークスルータイプ:
玄関から直接室内へ通り抜けられるタイプ。帰宅してすぐに上着を脱いだり、買い物の荷物をキッチンへ運んだりするのに便利で、家事動線がスムーズになります。
シューズクロークのメリットは、何と言っても**「見せない収納」**ができること。玄関を常にスッキリと見せることができるので、急な来客でも慌てることがありません。
3. 限られたスペースでもOK!「壁面」と「隙間」を活かす収納
シューズクロークを設けるのが難しい場合でも、工夫次第で玄関は劇的に片付きます。
● 壁面収納の活用
壁一面の「造り付け下駄箱」:
天井までの高さがある下駄箱は、圧倒的な収納力があります。棚板の高さが変えられるものを選ぶと、ブーツや背の高い靴も収納できて便利です。
壁にフックを取り付ける:
コートや帽子、カバンなどを一時的に掛けておくのに便利です。使わないときは邪魔にならないので、狭い玄関でも取り入れやすいアイデアです。
● 隙間収納の活用
ベンチ下の収納:
玄関にベンチを置くと、靴を履く時に便利ですが、その下の空間を収納として活用するのもおすすめです。
土間収納:
玄関の土間部分に、アウトドア用品や子どものおもちゃを置けるスペースを設けることで、汚れを気にせず収納できます。
まとめ:玄関を「家の顔」に!収納で快適な暮らしを
玄関周りの収納は、ただモノをしまうだけでなく、あなたの暮らしを快適にするための大切な要素です。
今回ご紹介したアイデアを参考に、ご自身のライフスタイルに合わせて、**「何を、どこに、どうやってしまうか」**をじっくりと考えてみてください。
使いやすく、いつも片付いている玄関は、帰宅するたびにホッとできる、心地よい空間になるはずです。