人工芝の下地作りで長持ちさせる方法|DIYで快適な庭作り


庭やベランダに人工芝を敷くと、手入れが簡単で一年中緑を楽しめるのが魅力です。しかし、下地作りが不十分だと、芝が沈んだり雑草が生えてきたりして、長持ちしません。
この記事では、人工芝を長持ちさせるための下地作りのポイントを詳しく解説します。


■ 1. 下地作りの重要性

人工芝は上に敷くだけでなく、しっかりとした下地を作ることが長持ちの鍵です。

  • 不陸(凸凹)があると歩きにくくなる

  • 雨水が溜まると芝が変色する

  • 雑草が生えやすくなる


■ 2. 人工芝の下地作り手順

① 土の整地

  • 芝を敷く場所の草や石を取り除く

  • 不陸をなくすため、土を平らにする

② 防草シートの設置

  • 雑草の成長を防ぐため、防草シートを敷く

  • シートは重ねて隙間ができないように固定

③ 砂・砂利による厚み調整

  • 下地に砂や砂利を敷き、水はけを良くする

  • 平らにならすことで、人工芝の沈みを防ぐ

④ 転圧(踏み固め)

  • 手やローラーでしっかり踏み固める

  • 踏み固めることで芝の沈みを防ぎ、歩行に耐えられる下地に

⑤ 人工芝の敷設

  • 下地が整ったら芝を敷く

  • 接合部分は専用テープやピンで固定


■ 3. 長持ちさせるポイント

  1. 水はけを重視

    • 雨水が溜まると芝の劣化が早まる

    • 転圧後に軽く傾斜をつけると水はけが良くなる

  2. 雑草対策

    • 防草シート+砂利の二重構造で雑草の侵入を防止

  3. 定期的な掃除

    • 落ち葉や砂埃を取り除く

    • ブラシで芝を軽く立たせると見た目がきれい

  4. 重い物を長時間置かない

    • 下地が沈む原因になるため、家具や物を置く場所は注意


■ 4. まとめ

人工芝を長持ちさせるには、下地作りの丁寧さが最も重要です。

  • 土の整地、防草シート設置、砂利による厚み調整、転圧を丁寧に行う

  • 水はけと雑草対策を意識する

  • 定期的に掃除して芝の状態を維持する

これらを守ることで、快適で美しい人工芝を長く楽しむことができます

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