外構工事を30万円安くする!ハウスメーカーを通さない「直接依頼」のメリットと注意点
「マイホームの打ち合わせが進んでいるけれど、提示された外構の見積もりが高すぎて驚いた…」
「ハウスメーカーに任せれば安心だけど、少しでも費用を抑えて家具や家電にお金を回したい」
「自分で専門業者を探すのは大変そうだけど、実際どれくらい安くなるの?」
家づくりも終盤に差し掛かると、当初の予算をオーバーしがちです。特に外構(エクステリア)工事は、建物本体に比べて予算が削られやすい一方で、家の第一印象を決める重要な要素。
実は、ハウスメーカーを通さずに地元の専門業者へ**「直接依頼(直請け)」**するだけで、工事内容を変えずに数十万円単位で安くなるケースが多々あります。
この記事では、外構工事を直接依頼することでなぜ安くなるのか、その仕組みとメリット、そして絶対に知っておくべき注意点まで、後悔しないための具体策を徹底的に解説します。
1. なぜ「直接依頼」で30万円も安くなるのか?費用のカラクリ
結論から言うと、ハウスメーカーに外構工事を依頼すると、必ず**「中間マージン(紹介料・管理費)」**が発生します。
中間マージンの相場は20%〜30%
ハウスメーカーは、自社で職人を抱えて工事を行うわけではありません。提携している下請けの外構業者に丸投げするのが一般的です。その際、事務手続きや現場管理の名目で、工事代金の2割から3割がハウスメーカーの利益として上乗せされます。
ハウスメーカー経由: 見積もり150万円(うち、マージン30万円+実工賃120万円)
専門業者へ直接依頼: 見積もり120万円(実工賃のみ)
このように、全く同じ材料を使い、同じ職人が施工したとしても、依頼ルートを変えるだけで「30万円」もの差が生まれるのです。これが、直接依頼が最大の節約術と言われる理由です。
2. ハウスメーカーを通さない「直接依頼」の3大メリット
安さ以外にも、専門業者に直接依頼することには大きな魅力があります。
① 提案力とデザインの専門性が高い
ハウスメーカーの担当者は、建物のプロであっても外構のプロではないことが多いです。一方、外構専門業者は、最新の資材や植栽の特性、土地の傾斜を活かした排水計画など、現場レベルの知識が豊富です。
「この予算なら、コンクリートではなくこの石材を使うとおしゃれに見えますよ」といった、一歩踏み込んだ提案が期待できます。
② 使用する部材の選択肢が広がる
提携業者の場合、扱えるメーカーが限定されていることがありますが、直接依頼なら国内のあらゆるエクステリアメーカー(LIXIL、YKK AP、三協アルミなど)の商品を柔軟に比較検討できます。
③ 現場の要望がダイレクトに伝わる
間に人を介さないため、「ここにコンセントを追加したい」「フェンスの高さをあと5センチ上げたい」といった細かな要望が正確に職人に伝わります。伝達ミスによるトラブルを防げるのは大きな利点です。
3. 知っておかないと怖い!直接依頼の注意点とデメリット
安さだけで決めてしまうと、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性もあります。以下のリスクは必ず把握しておきましょう。
① 住宅ローンに組み込めない場合がある
ハウスメーカー経由の場合、建物と外構をセットで一本の住宅ローンとして組みやすいですが、別業者にする場合は「外構費用」を別途融資(リフォームローンなど)で用意しなければならないケースがあります。
事前に銀行へ「他社で外構を行うが、住宅ローンに組み込めるか」を確認しておくことが必須です。
② スケジュールの調整が自分で行う必要がある
家の引き渡し時期と外構工事の開始時期を調整するのは、意外と手間がかかります。
引き渡し前に着工できるか(ハウスメーカーの許可が必要)
引っ越しまでに駐車場が使えるようになるか
これらを自分で管理し、両者の担当者と連絡を取り合う必要があります。
③ 保証の範囲が分かれる
万が一、家の基礎付近にトラブルが起きた際、建物が原因なのか外構工事が原因なのかで、責任の所在が曖昧になるリスクがあります。信頼できる外構業者を選び、「保証内容」を契約書で明確にしておくことが重要です。
4. 信頼できる「外構専門業者」を見極める5つのチェックリスト
直接依頼で成功するかどうかは、業者選びにかかっています。以下のポイントを確認してください。
施工実績が豊富か: ホームページで過去の施工例を確認しましょう。自分の理想に近いデザインがあるかが指標になります。
地域密着型か: 近所の業者であれば、何かあった時にすぐ駆けつけてくれますし、地域の気候(雪や塩害など)に詳しいです。
図面と見積もりが丁寧か: 「一式」という表記ばかりでなく、資材名や数量が細かく記載されているかを確認します。
ヒアリングをしっかりしてくれるか: こちらの生活動線(洗濯物をどこに干すか、自転車を何台置くか等)を詳しく聞いてくれる業者は信頼できます。
アフターフォロー制度: 施工後のひび割れや部材の破損に対し、何年間の保証があるかを口頭ではなく書面で確認しましょう。
5. さらに安く!外構費用を抑えるためのお宝テクニック
直接依頼に加えて、以下の工夫をすることでさらにコストパフォーマンスを高めることができます。
土間コンクリートの面積を絞る: 駐車場すべてをコンクリートにするのではなく、タイヤが乗る部分だけを打ち、他は砂利敷きにすると大幅に安くなります。
フェンスの種類を使い分ける: 道路から見える正面はおしゃれなアルミフェンス、隣家との境界など目立たない場所は安価なメッシュフェンスにするなど、メリハリをつけましょう。
植栽は自分で行う: 木を1本植えてもらうだけで数万円かかることも。ホームセンターで購入して自分で植える「DIY」を取り入れるのも手です。
結論:手間を惜しまなければ、数十万円の価値がある
ハウスメーカーを通さない「直接依頼」は、確かに打ち合わせの手間やローン確認などの労力が必要です。しかし、その手間をかけるだけで30万円〜100万円近い節約ができるのであれば、時給換算しても非常に価値のある行動と言えるでしょう。
「まずはハウスメーカーに見積もりを出してもらい、それを基準にして専門業者と比較してみる」というステップから始めるのが最も安全です。
理想のお庭を適正価格で手に入れるために、まずは地元の優良業者に相談して、無料の見積もりを依頼することから一歩踏み出してみましょう。
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