【徹底比較】オープン外構vsクローズド外構、どっちが安い?費用相場と防犯性の違いを解説
「家づくり、最後の仕上げの外構費用が予想以上に高くて驚いた…」
「プライバシーを考えると囲いたいけれど、そうすると予算オーバー。一体どうすればいいの?」
新築の外構計画を進める際、多くの方が直面するのが**「オープン外構」にするか「クローズド外構」にするか**という選択です。
見た目の好みはもちろんですが、現実的に気になるのはやはり「費用の差」と、安心して暮らせる「防犯性能」ではないでしょうか。どちらを選んでも一長一短があるため、安易に決めてしまうと「住んでから後悔」という事態になりかねません。
この記事では、オープン外構とクローズド外構の費用相場を徹底比較し、意外と知られていない防犯性の違いや、コストパフォーマンスを最大化する選び方をプロの視点で分かりやすく解説します。
1. 費用相場を徹底比較!どっちがどれくらい安いの?
結論から言うと、**初期費用が圧倒的に安いのは「オープン外構」**です。
それぞれのスタイルでかかる一般的な費用相場を見てみましょう(※一般的な住宅の敷地面積を想定)。
| 外構スタイル | 費用相場の目安 | 費用の内訳(主なもの) |
| オープン外構 | 100万円〜150万円 | 駐車場土間、門柱、アプローチ、最低限の砂利・植栽 |
| クローズド外構 | 200万円〜400万円以上 | 高い塀(ブロック・フェンス)、門扉、シャッターゲート等 |
| セミクローズド | 150万円〜250万円 | 部分的なフェンス、低めの塀、門柱 |
なぜオープン外構は安いのか?
最大の理由は「囲い」がないことです。クローズド外構の場合、敷地の周囲をぐるりとブロック塀や高機能なフェンスで囲う必要があり、その「材料費」と「職人の工賃」が跳ね上がります。特に近年、資材価格が高騰しているため、その差は以前よりも広がっています。
2. 【防犯性の真実】「囲めば安心」は間違い?
「オープン外構は誰でも敷地に入れるから危険」「クローズド外構は泥棒を寄せ付けない」と思われがちですが、実は防犯のプロの見解は少し異なります。
オープン外構の防犯メリット:死角がない
オープン外構の最大の武器は、**「通行人や近隣住民からの視線」**です。不審者は「人に見られること」を最も嫌います。身を隠す場所がないオープン外構は、皮肉にも泥棒にとって「侵入しにくい家」になるのです。
クローズド外構の防犯デメリット:一度入られたら終わり
高い塀で囲われたクローズド外構は、外部からの侵入を物理的に防いでくれます。しかし、もし塀を乗り越えられてしまった場合、そこは**外から見えない「完璧な死角」**になります。一度侵入を許すと、不審者はゆっくりと時間をかけて窓を破るなどの犯行に及ぶことができてしまいます。
3. あなたのライフスタイルに合うのはどっち?
費用と防犯性の特徴を踏まえ、それぞれどんな人に向いているのかを整理しました。
オープン外構がおすすめな人
初期費用を抑えたい: 外構予算に限りがある。
開放的な暮らしが好き: 街並みと調和し、明るい雰囲気が好み。
狭小地を広く見せたい: 敷地の境界線を曖昧にして、圧迫感を消したい。
クローズド外構がおすすめな人
プライバシーを最優先: 庭で子供を遊ばせたり、バーベキューを人目を気にせず楽しみたい。
高級感を演出したい: 重厚感のある塀や門扉で、住宅の格を上げたい。
ペットや子供の飛び出しを防ぎたい: 物理的な囲いによる安心感が欲しい。
4. 費用を抑えつつ満足度を上げる「第3の選択肢」
「オープン外構は安いけれど視線が気になる」「クローズド外構は高すぎて手が出ない」という方におすすめなのが、**「セミクローズド外構」**です。
これは、視線が気になる場所(リビングの前など)だけを高いフェンスや植栽で目隠しし、他の部分はオープンにするスタイルです。
メリット: クローズド外構よりも数十万円〜百万円以上のコストカットが可能。
ポイント: 全てを囲うのではなく、ピンポイントで「隠す」ことで、費用対効果を最大化できます。
5. 後悔しない外構選びのためのチェックリスト
最後に、業者へ相談する前にこれだけは確認しておきたいポイントをまとめました。
土地の交通量は?: 交通量が多いなら、視線対策(目隠し)が必須です。
将来のメンテナンス費用は?: 高価なウッドフェンスは数年ごとの塗装が必要になる場合があります。
相見積もりは取ったか?: 外構は業者によって提案力が全く異なります。「オープン外構でプライバシーを守る提案」ができる業者を探しましょう。
まとめ:正解は「予算」と「安心」のバランスにある
オープン外構とクローズド外構、どちらが正解ということはありません。大切なのは、あなたのライフスタイルにおいて「何が譲れないポイントか」を明確にすることです。
費用を抑えたいならオープン外構が最強ですが、そこで生じる「視線のストレス」を解消するための最低限の工夫(シンボルツリーや機能ポール等)は予算に組み込んでおくべきです。
一生に一度の家づくり。外構選びで後悔しないために、まずは複数のスタイルでプランを比較検討することから始めてみてください。