隣の視線が気にならなくなる!外構フェンスを目隠しとして後付けする完全ガイド


「せっかくの新居なのに、リビングのカーテンを開けられない…」

「庭で子供を遊ばせたいけれど、通りからの視線が気になって集中できない」

そんな悩みをお持ちではありませんか?お家を建てた後や、中古物件に入居した後に気づくのが**「外構のプライバシー問題」**です。

後からフェンスを設置するのは、実はそれほど難しいことではありません。しかし、選び方や設置方法を間違えると、かえって圧迫感が出てしまったり、風通しが悪くなって後悔したりすることも。

この記事では、外構フェンスを目隠し目的で後付けする際のポイント、費用感、そして失敗しないための具体的な対策を、プロの視点から優しく解説します。あなたの住まいを、もっとリラックスできるプライベート空間に変えるヒントを見つけてくださいね。


1. なぜ「後付け」の目隠しフェンスが今選ばれているのか?

最初から完璧な外構を作れれば理想的ですが、実際に住んでみないと「どこからの視線が一番気になるか」は意外とわからないものです。

生活スタイルの変化に合わせられる

「隣に新しい家が建って窓の位置が重なった」「子供が庭で遊ぶようになった」など、暮らしの変化に合わせてピンポイントで対策できるのが後付けの強みです。

必要な場所だけに投資できる

敷地全体を囲うのではなく、気になる場所だけに設置することで、コストを抑えつつ最大の効果(収益性・利便性)を得ることができます。


2. 目隠しフェンス選びでチェックすべき5つの重要項目

ただ「隠せばいい」というわけではありません。以下の5点を意識することで、満足度の高い外構リフォームが実現します。

① 適切な「高さ」の算出

目隠しで最も多い失敗は「高さが足りなかった」というケースです。

  • 道路からの視線を遮る場合: 地面から180cm程度が目安。

  • 室内からの視線を遮る場合: 部屋の床の高さ+座った時の目線を考慮し、200cm程度必要になることもあります。

② 「隙間」の設計(風通しと採光)

完全に密閉されたフェンスは、風の抵抗を強く受けやすく、倒壊のリスクが高まります。また、庭が暗くなる原因にもなります。

  • 1cm〜2cmの隙間: 視線はしっかり遮りつつ、光と風を通します。

  • ルーバータイプ: 羽板が重なっているため、視線は完全にカットしながら通気性を確保できます。

③ 素材の耐久性とメンテナンス性

  • アルミ製: 錆びにくく、最も一般的。木目調のラッピング素材なら高級感も出せます。

  • 人工木(樹脂): 天然木の風合いがありつつ、腐食に強いため塗り替えの手間がかかりません。

  • ハードウッド: 本物の木の質感にこだわる方向け。耐久性は高いですが、経年変化を楽しめる方向きです。


3. 【場所別】後付け目隠しフェンスの具体的な設置アイデア

どこに設置するかによって、最適な製品や施工方法は異なります。

お隣との境界線

隣地とのトラブルを避けるため、境界ギリギリではなく、自分の敷地内に独立して建てるのが一般的です。既存の低いブロック塀がある場合は、その内側に支柱を立てて高いフェンスを設置する手法がよく取られます。

リビング正面(テラス・ウッドデッキ)

家の中から一番目に入る場所なので、デザイン性を重視しましょう。木目調のアルミフェンスや、植栽(シマトネリコ等)と組み合わせたスクリーンフェンスが人気です。これにより、資産価値の維持にもつながります。

玄関周り

完全に隠すと防犯上の死角ができてしまうため、スリット(縦格子)タイプがおすすめです。斜めからの視線はカットしつつ、程よい抜け感を演出できます。


4. 費用相場とコストパフォーマンスを最大化するコツ

後付けフェンスの価格は「製品代 + 施工費 + 基礎工事費」で決まります。

フェンスの種類1メートルあたりの目安費用特徴
スタンダードアルミ1.5万円 〜 3万円安価で高耐久。シンプル。
木目調アルミ・樹脂3万円 〜 6万円見た目がおしゃれ。メンテナンス楽。
独立基礎施工(DIY)0.5万円 〜 1.5万円道具があれば安く済むが重労働。

コストを抑える裏技

  • 部分設置: 視線が気になるポイント(幅2〜3m程度)にだけ設置し、残りは植栽や低価格なメッシュフェンスで併用する。

  • 既製品の活用: 特注サイズではなく、各メーカーの標準規格に合わせた設計にする。


5. 失敗しないための注意点とトラブル対策

後付けだからこそ、慎重に検討すべきポイントがいくつかあります。

強風・台風対策

目隠しフェンスは「帆」のような役割を果たします。風の影響を強く受けるため、支柱を深く埋め込む「独立基礎」をしっかりと作る必要があります。特に後付けの場合、既存の土台が耐えられるかプロの診断が欠かせません。

近隣への配慮

急に高い壁ができると、お隣の家の日当たりを遮ってしまう可能性があります。事前に「目隠しのためにフェンスを立てようと思っている」と一言伝えておくだけで、その後の関係がスムーズになります。

自治体のルール(工作物)

一定の高さ(一般的に2m以上)を超える工作物を設置する場合、確認申請が必要になるケースがあります。また、景観条例がある地域では色や素材に制限があるため注意しましょう。


6. プロが教える「DIY vs 業者依頼」の判断基準

最近ではホームセンターでも手軽に後付けフェンスが購入できますが、どちらを選ぶべきでしょうか。

  • DIYが向いている人:

    • 高さ1.2m以下の低いフェンス。

    • 地面が土で、穴を掘りやすい。

    • 万が一傾いても自分で直せる範囲。

  • プロに依頼すべき人:

    • 高さ1.5m以上の高所フェンス。

    • 地面がコンクリートで、コア抜き作業が必要。

    • 台風などの強風が心配な地域。


まとめ:心地よいプライベート空間を手に入れよう

外構フェンスの後付けは、単に「隠す」ためだけのものではありません。家族がリビングでリラックスし、庭で笑顔で過ごすための「安心を買う投資」です。

素材やデザインを吟味し、お住まいの雰囲気に合ったフェンスを選ぶことで、家の外観は驚くほどランクアップします。まずは、どの時間帯に、どこからの視線が一番気になるのかをメモすることから始めてみてください。

「もっと早くやっておけばよかった!」

そう思えるような、素敵な外構リフォームが実現することを応援しています。


トップページ